06章04節…Excel表をWordにコピーする<ワークシートオブジェクト>
(01)今度は別の貼り付け方式を学習します。
埋め込んだ画像ファイルの値を直接変更できる形式、「Excel ワークシートオブジェクト」を使います。Excelファイル「見積計算表」に切り替え、再度「A1:F13」をコピーします。それからWordファイル「見積送付状」に戻します。
(02)値の修正が可能な画像データ、「Excel ワークシートオブジェクト」に変換するには[貼り付け][形式を選択して貼り付け]を使います。同じ場所で実行しましょう。
(03)「Microsoft Excelワークシート オブジェクト」を選択すると、編集可能な画像データにExcel表を変換することができます。選択してOKしましょう。
(04)「図(拡張メタファイル)」とは異なり、「Microsoft Excelワークシート オブジェクト」では【図ツール・書式】タブが利用できません。右クリック・[図]を使ってイメージの調整をします。
(05)【サイズ】タブで[幅]を「150mm」にしましょう。
幅を変えると自動的に高さも変わります(縦横比が維持される)。
(06)もちろんハンドルを使ってもサイズ変更が可能です。
(07)ここで[印刷プレビュー]してみましょう。Excelでは印刷されない薄い罫線が、ワークシートオブジェクトでは印刷されてしまうことが確認できます。これはあとで消去する予定です。印刷プレビューをチェックしたら{Esc}キーで通常モードに戻します。