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映像内の解説
14章02節…近似値のテスト
(01)B7に「1400」と入力しましょう。
そうすればC7には「パインカクテル」と表示されるはずです。
(02)今度はB8に「700」と入力します。しかしこれは「7000」の間違いであり、対応表の一番左の列には存在していない値です。入力後はどうなるのでしょうか?
(03)「700」は「600~800」の間です。VLOOKUP関数では小さい方の「600」扱いで処理されてしまいます。VLOOKUP関数をそのまま使うと入力ミスに気づきにくいのです。このような中間値を使う処理のされ方を「近似値検索」といいます(VLOOKUP関数における標準の検索処理)。
(04)また[検索方法]に「近似値検索(TRUE or省略)」を採用している際は対応表の並べ替えをすると正しくない結果を出す時があります。
対応表を[価格]の「降順」で並べ替えてみましょう。
(05)対応表を並べ替えたらVLOOKUP関数の結果がおかしくなりました。なぜならば対応表は一番左の列(ここでは[商品番号])をキーとして昇順に並んでいる必要があるからです。続けて[価格]の「昇順」で並べ替えて状況を確認しましょう。
(06)「600」番の商品名が「チョコショート」になっているなど、おかしい状態です。どちらにせよ、キー列である[商品番号]の「昇順」にしない限りは正しいVLOOKUP関数の結果になりません。元の状態に戻してください。