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映像内の解説
11章05節…OR関数を論理式に採用する
(01)H列では、午前試験・午後試験の「いずれか」が750より大きければ「○」・それ以外(両方とも750以下)の場合は「▲」が表示されるようにします。場合分けなのでIF関数を使用します。H3でIF関数の作成を開始してください。
(02)「C3>750」か「D3>750」のいずれかを満たせばよい、という[論理式]になります。いずれかひとつ満たされていればよいケースではOR関数を使うことになります。
IF関数内の[論理式]にカーソルを合わせてOR関数をネストするよう指定します。
(03)OR関数を指定します。
(04)[論理式]に条件を指定します。「C3>750」・「D3>750」を指定します。関数のネスト中なので、指定後は親の関数の設定画面に戻す必要がありました。数式バーで親の関数である「IF」をクリックしてください。
(05)OR関数が[論理式]に使われました。これでOR関数内で指定した論理式の「いずれか」に適合していれば「○」を表示できるようになったわけです。もちろん両方適合していてもよいのです。あとは[真の場合]に「○」・[偽の場合]に「▲」を指定してOKしてください。
(06)H3の式をH9までコピーしましょう。このようにIF関数の[論理式]に「OR」関数を用いれば、複数の条件のうちいずれかひとつでも満たしていれば特定の値を表示させる、ということが可能になるのです。条件の範囲をひろげることができるわけです。
完成後はこのファイルを閉じましょう(必要に応じて保存)。