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映像内の解説
07章03節…もう一度関数のネストをやってみる
(01)今度はI列で、「7~9月の<最大値>を1.1倍した結果を<切り捨てる>」作業をします。「MAX」と「ROUNDDOWN」のどちらを先に使えばよいのでしょうか?
とりあえずI3をアクティブにして[関数の挿入]をクリックしてください。
(02)「○○を▲▲する」のようなケースでは最後の「▲▲する」の関数を先に選びます。「○○を」は引数の役割ですので後になります。ここではまず「ROUNDDOWN」関数を選びます。それからROUNDDOWN関数の引数[数値]に「○○を」に値するデータを指定するのです。ここでの引数(○○を)は、「7~9月の<最大値>を」になるので「MAX」関数を指定します。ROUNDDOWN関数を選んでから[数値]にカーソルがある状態で[関数]の一覧から「その他の関数」を使い、MAX関数を選んでください。
(03)MAX関数を選べばボックスが表示されます。ここで「○○を」に値する部分を指定します。MAX関数の引数としてC3:E3(東京の7~9月度の数値)を指定してください。しかし関数全体は未完成なのでOKは押しません。
(04)主役の関数はROUNDDOWN関数です。未完成なのでROUNDDOWN関数のボックスに戻して手を加えなければなりません。ボックスの種類を変える場合には数式バーで、その関数名をクリックしました。「ROUNDDOWN」の部分をクリックしてください。
(05)[関数の引数]が「ROUNDDOWN」関数用になりました。なおMAX関数の引数を修正する必要にせまられたら数式バーで「MAX」の部分をクリックすればよいのです。試しにやってみましょう。
(06)このように必要に応じて[関数の引数]ボックスの種類を変更します。
再びROUNDDOWN関数のボックスに戻してください。
(07)それでは[数値]欄に「*1.1」を加えて「MAX(C3:E3)*1.1」に修正してください。また[桁数]を「-2」にします。これで完成です。関数のネストを使う場合には、すべての関数の引数指定が完了した時点でOKをします。数式バーで式を確認してからOKしてください。
(08)作成した式を7行目までコピーしましょう。