02章03節…フォーム上での入力規則
(01)「T申込データ」への入力が可能である下図のようなクエリを作成しましょう。
[セミナーCD]を入力したら、確認用に[開催日]と[申込締切日]が右側に自動表示されるクエリです。クエリ名は「Q申込入力01」とします。
(02)この「Q申込入力01」を元に、[複数のアイテム]ボタンを使って表形式のフォームを作成しましょう。
(03)タイトルを「F申込入力01」に変更し、フォーム自体を「F申込入力01」という名前で保存してください。
(04)フォームビューに切り替えて、入力のテストをします。新規レコードに[セミナーCD]「102」を入力してください。自動的に[開催日][申込締切日]が表示されます。
(05)続けて[会員番号]に「3」、[申込日]に「2016/09/10」と入力しましょう。
(06)[申込日]には[申込締切日]より後の値/日付が入力できないよう規則を設定します。
フォームにあるコントロールにも入力規則を設定できるのです。
デザインビューから[申込日]のプロパティシートを表示させ、その中の【データ】[入力規則]欄で、ズームモードを起動します。
(07)「<=[申込締切日]」と設定してからOKしましょう。
これで[申込日]には[申込締切日]以前の日付しか入力できなくなります。
(08)上書き保存してからフォームビューに切り替え、入力規則のテストをしましょう。
[申込日]にわざと[申込締切日]より後の値を入れてみます。
(09)入力規則に違反しているのでメッセージが表示されます。[OK]。
(10)「2016/09/11」に修正しましょう。これならば[申込締切日]より前になるので入力が可能です。このように他のテーブルにあるフィールドの値と比較させる入力規則も、フォームを使えば設定可能になるのです。