01章01節…ExcelでなくAccessでテーブルを管理するメリット
これまではExcelを使って分析元となるリストを用意し、それをAccessで分析していました。ExcelファイルをAccessでリンクし、分析していたのです。
この方法でも分析・集計が可能ですが、データに変更・追加があった場合にはその都度Excelを起動する必要があります。ExcelとAccessふたつのアプリを利用する必要があったのです。
そこで今後はAccessでテーブル・分析元リストを作成します。そうすれば元データに変更・追加があってもアプリを切り替える必要がなくなります。Accessで作成したテーブルは直接編集できるのです。Accessファイル内にデータが格納されているテーブルを「ローカルテーブル」とよびます。外部にデータがあるテーブルは「リンクテーブル」です。このテキストでは「ローカルテーブル」の取り扱い方法を学習します。