§04-09…空欄の際にTRUEとする/空欄の発見
(1)H列には食べ物欄が空欄の場合のみTRUEと表示させます。「空欄である」とする論理式を立てるには、比較演算子を「=」、右辺を「""」とします。ダブルクウォテーションを二つ重ねる「""」が空白を意味します。H3に「=D3=""」という論理式を立ててください。 (2)H3の式をH9までコピーしましょう。食べ物欄が空白である堺さんの個所だけ「TRUE」と...
§04-08…NOT関数
(1)G列には、別の方法で「D列が魚で<ない>場合にTRUE」と表示させます。NOT関数を用います。この関数では「D列が魚である場合」『以外』にTRUEを表示させることができます。 (2)「すべて表示」から「NOT」関数を検索してもよいのですが、「論理」からなら簡単に検索できます。 (3)NOT関数内で「D3="魚"」を作成します。す...
§04-07…「以外」を作成する
(1)今度は「魚以外」をすべて「TRUE」扱いにします。「魚である」を発見する際には比較演算子に「=」を用いましたが、「魚以外」とするならば、半角の「<>」を使います。F3の式を「=D3<>"魚"」に修正してください。 (2)完成後はコピーします。「魚以外すべて」に「TRUE」が付きます。「<>」は「=」の反対の意味...
§04-06…右辺を文字にする
(1)F列には、D列に入っているデータが「魚」であるレコードのみ「TRUE」と表示されるように式を立てます。左辺は「D列のセル」ですが、右辺は「"魚"」となります。文字データは半角二重引用符で囲む必要があるのです。また、一辺が特定の文字である際に「TRUE」と表示させるならば、比較演算子は「=」となります。 F3に「=D3="魚"」の論理式を設定してくださ...
§04-05…左辺と右辺を結ぶ比較演算子の6パターン
「左辺が右辺より大きい」ならば「左辺>右辺」とすればよいわけです。この「>」のように、左辺と右辺を結ぶ記号を「比較演算子」と言います。他の比較演算子は以下の通りです。なお数学では「≧」「≦」を使いますが、Excelでは、それぞれを上から記入します。 >…左辺が右辺より大きい <…左辺が右辺より小さい >=…左辺は...
§04-04…再計算
(1)論理式と現実が同じ状態になれば、「TRUE」と表示されるようになります。C3を「23」に変更してください。 (2)論理式と現実が同じ状態になりました。よって、論理式の結果が「TRUE」になります。それでは、この式をE9までコピーしましょう。 (3)それぞれのC列が「22」より大きければ、「TRUE」、そうでなければ「FALSE」が表示されま...
§04-03…基本的な論理式
(1)E列に、各人の年齢が22より大きいかどうかを調べさせます。最初はE3だけに作成します。論理式も「=」で開始します。アクティブにしてから「=」を入れます。そのあと、左辺としてC3を参照セル(調べるセル)に指定します。クリックしてください。 (2)不等号と右辺はキーボードから入力します。「>22」を追加入力してください。こうすれば、「C3>...
§04-02…論理式とは・TRUEとFALSE
とはユーザー(あなた)が設定した条件・仮説が正しいかどうかを判断させる式です。仮説が正しければ「TRUE」という結果が表示されます。誤りであれば、「FALSE」と表示されます。具体的なイメージは以下のようになります。 吉田さんは18歳未満だ……FALSE 中井さんの好きな食べ物は魚だ……TRUE ただし、論理式は日本語で設定するわけではあり...