(1)これからI列の値を消す予定です。しかしそうするとセルL5の計算結果が税込ではなくなってしまいます。引数に「H3:I8」を採用しているからです。この部分を値に変換してL5の式に残しておくことができます。数式バー内で「H3:I8」をドラッグし、{F9}キーを使うのです。
(2)「H3:I8」が値・配列に変換されます。全体が「{ }」で囲まれ、列の区切りがコロン(,)、行の区切りがセミコロン(;)で表現されます。この状態で{Enter}し、確定します。
(3)計算結果と作成された数式をチェックします。
(4)セルI3:I8を消去します。L5の計算結果には影響がありません。値配列に変換したからです。
(5)H3:H8を消去しましょう。こちらを消すと、この範囲を使っていた計算セルの結果は影響を受けることになります。