(1)セルF6に、F5の「時」の部分だけを取り出して表示させます。時刻データから「時」を取り出すのは、「HOUR(アワー)」関数です。F6で関数の作成を開始しましょう。
(2)[日付/時刻]にあるHOUR関数を使って、セルF5の「時」情報だけを取り出します。
(3)引数:[シリアル値]には時刻データ(9:18)が入力されているF5を指定します。指定後はOKします。
(4)セルF6に、F5の「時」情報である「9」が抜き出されました。
(5)「MINUTE(ミニット)」関数では「分」を、「SECOND(セカンド)」関数では「秒」を、時刻データから抽出することができます。F7とF8に、F5の「分」と「秒」を抜き出して表示してください。なお、F5では「秒」を指定していないので、SECOND関数の結果は「0」(秒)となります。
HOUR関数の書式
=HOUR(シリアル値)
…時刻データ・[シリアル値]の「時」データだけを取り出す。
HOUR関数 引数解説
- シリアル値:時刻データ。セル参照でなく直接指定する場合には、時刻を二重引用符(“)で囲む。
例
MINUTE関数の書式
=MINUTE(シリアル値)
…時刻データ・[シリアル値]の「分」データだけを取り出す。
MINUTE関数 引数解説
- シリアル値:時刻データ。セル参照でなく直接指定する場合には、時刻を二重引用符(“)で囲む。
例
SECOND関数の書式
=SECOND(シリアル値)
…時刻データ・[シリアル値]の「秒」データだけを取り出す。
SECOND関数 引数解説
- シリアル値:時刻データ。セル参照でなく直接指定する場合には、時刻を二重引用符(“)で囲む。
例