VLOOKUP関数とは、指定する値が、事前に作成済みの対応表においては何行目に属していると言えるのか、を調べてくれる関数です。[検索値][範囲][列番号]の3つの引数が必要です。引数[検索方法]は省略可能です。
VLOOKUP関数の書式(近似値検索)
=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)
…[検索値]で指定した値は[範囲]の何行目に属するかを検索し、発見したらその行の[列番号]で指定された列にある値を表示させる。
VLOOKUP関数 引数解説
- 検索値:[範囲]で指定した対応表の一番左の列と比較させる値・またはセル。VLOOKUP関数は、この値が、対応表の何行目に属するのかを調べる関数である。
- 範 囲:対応表となる範囲。この範囲は後述のルールに基づいて作成する必要がある。
- 列番号:[検索値]は[範囲]において、何行目に属しているかを発見したあと、その行の左から何列目を結果として表示させるのか、を数値で指定する欄。
- 検索方法:ここで学習する「近似値検索」においては省略。
<対応表作成の注意>
- →対応の基準となる列(キー列)は一番左の列に作る
- →対応表の一番左の列を基準として、昇順に並んでいること
- →予想される値の最小値が、一番上の行に採用されていること
- →「150以上300未満」の条件を指定する際は、「150」のように最小値の数字だけを入力する
(例)