クエリを実行するたび(実行する直前)に抽出条件を指定するタイプのクエリを、「パラメーター クエリ」と呼びます。実行すると、インプットボックスが表示され、どんなレコードを抽出するのかをその都度指定できるのです。
(例)
(01) 「受注番号」「受注日」「価格」「担当者」を表示させる新しいクエリを作成します。このクエリでは実行の都度、抽出対象とする担当者を指定してもらうようにします(パラメーター指定)。パラメーター抽出をさせるには、条件入力欄に「[表示させるメッセージ]」を指定します。[担当者]の条件欄に「 [名前を指定] 」と入力してから実行して下さい。
- 記号は半角で入力します
(02) [担当者]が誰であるレコードを抽出するのかを指定します。「佐々木」を指定してOKしましょう。
(03) 抽出がなされました。このクエリは「Q受注-担当者パラメーター」という名前で保存して下さい。保存後はこのクエリを一旦閉じます。
パラメーターの指定…
- [パラメーターメッセージ]
※記号は半角で入力します
(04) ナビゲーションウィンドウから「Q受注-担当者パラメーター」を実行して下さい。
(05) パラメータークエリでは、パラメーター・未確定要素を、実行ごとに指定する必要があります。「神田」を指定してOKしましょう。
(06) [担当者]が「神田」であるレコードが抽出されました。このように、抽出条件にパラメーターを指定しておけば、実行時に未確定要素を指定して抽出できるのです。