これでは万一全商品を注文する顧客が出た場合には、膨大な列数のテーブルに変更しなければならなくなります。また、商品数が増えたときにも変更が大変です。このように、ひとつの伝票の中に出現回数が決まっていない項目がある場合には、必ず実行する作業があります。【絶対に一度だけ出現する項目と、出現回数が決まっていない項目を切り離す】作業です。具体的に[伝票番号]が「1001」のレコードで考えると以下のようになります。
そのあと、それぞれを別にテーブル化します。以下は[伝票番号]が「1002」までのレコードを入力した結果サンプルです。なお、伝票の中で一度しか出現しない項目を集めた側のテーブル名を「T伝票A主部」、複数回出現する可能性がある側のテーブル名を「T伝票B明細部」として考えましょう。