(1)「T会員マスター」の[会員番号]「10」を「15」に変えたら自動的に「T申込データ」の[会員番号]「10」も「15」に変わる、という特殊な参照整合性の設定も可能です。すべてのオブジェクト(テーブル)を閉じてから、リレーションシップ編集モードを起動しましょう。
(2)「T会員マスター」と「T申込データ」を結ぶ線をダブルクリックすると、このリレーションシップを編集できます。
(3)[フィールドの連鎖更新][レコードの連鎖削除]の両方にチェックを入れてOKしましょう。この設定をすると「T会員マスター」の[会員番号]「10」を「15」に変えると、自動的に「T申込データ」の[会員番号]「10」も「15」に変わるようになります。また「T会員マスター」のレコードを削除すると、「T申込データ」のレコードも同時に削除されるようになります。
(4)同様に、「T開催マスター」と「T申込データ」を結ぶ線をダブルクリックします。
(5)やはり[フィールドの連鎖更新][レコードの連鎖削除]の両方にチェックを入れてOKします。
(6)このリレーションシップ編集モードは上書きして閉じます。
(7)それでは「T会員マスター」を開いて、[会員番号]「10」を「15」に変更・確定してください。
(8)「T申込データ」を開き、[会員番号]「10」であったところが、「15」に自動変更されていることを確認しましょう。
(9)次に「T開催マスター」の[セミナーCD]「103」のレコードを削除します。すると「T申込データ」の[セミナーCD]が「103」であるレコードが連鎖削除されます。
(10)「T申込データ」に1件ある、[セミナーCD]「103」のレコードが同時に削除される確認メッセージが表示されます。[はい]。
(11)「T申込データ」で[セミナーCD]「103」のレコードが削除されていることを確認しましょう。