(1)さて今度は「T開催マスター」内で「[開催日]は[申込締切日]より後に来る」ような入力規則を設定します。異なるフィールド間での関係に対して入力規則を設定するには、デザインビューからプロパティシートを使用します。
(2)フィールド間での関係を制御するにはプロパティシートの[入力規則]を使います。ここでズームモード({Shfit}+{F2})を起動しましょう。
(3)フィールド間の関係を指定します。「 [開催日]>=[申込締切日] 」と指定してOKしましょう。これで、「 [開催日]が必ず[申込締切日]より大きく(新しく)なるようにする 」「 [申込締切日]が必ず[開催日]より小さく(古く)なるようにする 」という指定が完了したことになります。なお入力規則指定欄ではフィールド名を必ず[ ]で囲むようにします。
(4)設定後はデータシートビューへ切り替えましょう。
(5)上書きし、チェックの許可を出します。
(6)規則に違反する新しいレコードを追加してみましょう。[申込締切日]に入力した時点では規則違反のメッセージは表示されません。
(7)さらに[開催時間]まで入力してから{Enter}してください。レコードが保存されようとします。
(8)テーブルの入力規則を設定した際には、レコードの移動やレコード保存の直前で違反のチェックがされます。OK。
(9)[申込締切日]を「2006/10/15」に修正し、レコードの保存をします。レコードの保存は{Shift}+{Enter}をするか、選択レコード(カレントレコード)を移動させるかすると実行されます。